第20回「無知とは怖いものですね」(2016/9/30)

 

アスペルガーについても色々書きたいけど、今日は昨日あった出来事について。

 

訳あって車を一旦手放すことになって先日、某大きなモーターに行ってきた。特に不満もなかったので、そのまま買取りの書類にサイン。引き取り日を決定。

 

その話を同僚が聞いたらしく、引き取り日当日の朝に「僕に譲ってくれ」とのこと。急な予定の変更で戸惑うが(アスペルガーの特徴)、車屋に電話をする。

 

こうこうこうでキャンセルしたいのですが、と相談すると「いや、契約書も交わしているのでキャンセルできません」との回答。そりゃそーやなー。

 

譲ってほしいって言ってた人が色々と調べたらしく、「JADRI(日本自動車流通研究所)」というところに行き着き問い合わせをしたそう。そこの回答では、「まだ車を引き渡していない状態でキャンセルできないわけはないし賠償金も発生しない」とのこと。

 

改めて車屋の担当に電話し「色々話しましたけどすべて踏まえて、今の状態でキャンセルできるんですか?出来ないんですか?」と聞くと「出来ます」との回答。さっきと違いますね。

 

当日キャンセルも非常識なのは重々承知だけども、自分も同僚への譲渡を断るに断れない状況だったのでなんともね。そこは申し訳ないが、本来できることを知らずそのまましていたら…と思うと怖いなぁと良い社会勉強になりました。

 

それと印象的だったのは担当の方の言葉。「契約がキャンセルになるほど営業として悲しいことは無いですね」。さぁ、この言葉についてどう思うだろうか。

 

当たり前の言葉ではあるだろうね。自分の成績、会社の成績、上司への顔、まぁ色々取り巻いてるんやろう。考え方は人それぞれなのは承知の上で自分が感じたことを言うと、あまりに自分本意な営業スタイルやなー、と思ったということ。

 

自分や会社にとって不利益となる情報を言わずに隠していたこと、車を譲らないことで起こる(僕の)会社内での雰囲気を全く想像もしていない様子。目先の契約にとらわれた営業の姿を見た気がしました。自分自身はそうなりたくないし、気を付けていきたいと思いました。

 

その時々でどういう行動をするかと言う選択の連続。