第24回「甘い思い出、苦い思い出」(2016/10/5)

 

最近の思うこととしては、「数字」ですな。確率とか統計とか。その数字からどう読み取るかは人それぞれだけど、数字に裏付けされてると説得力があるよね。

 

さて、今日の話は「初恋の味」。苦かったですか?甘かったですか?よく、「初恋は甘酸っぱい」と言われるけども、自分の初恋は…むしろいつやねんw

 

昨日読んでいた本で、脳の面白い話をしていたので紹介したい。甘い思い出や苦い思い出。これは英語でも同様に「スイートメモリー」や「ビターメモリー」と言うらしい。

 

脳科学者の池谷裕二さんによれば、「苦みという味覚と、嫌悪をもよおすシーン(ゴキブリを見かけたとか)を見た時の心理と、反道徳的な行動(ルール違反など)を見た時の心理の3つが、同じ脳回路に起源を持つ」のだそう。

 

つまり、辛い思い出を思い出す時と苦い味覚を感じるときは、実際にはもちろん苦いわけではないが脳の中で同じ動きをしており、体感的にリンクして「苦い思い出」という風に言われているんだろうね。

 

甘いという味覚と甘い思い出。そして、思い出したのは「人の不幸は蜜の味」という言葉。甘い場合の脳の働きには詳しく触れていなかったが、蜜は甘いので、これも何か脳の働きと関係しているのかも知れないね。

 

第23回「献立を毎日考えるタスクとの向き合い方」(2016/10/4)

ふっと思ったんやけど、こんなやり取り。「あなたー、ご飯何がいい?」「何でもいいよ」「(それが一番困る)」…みたいな。

 

実際の夫婦生活でこんなベタな会話がなされてるかどうかは分からないけど、一般的に奥さまが普段から食事の準備をされてるとすれば、それは果てしない心労を毎日抱えているのかもしれない。

 

これどこが辛いかと考えたら、世界中のほぼ無限にある食事の中から毎日毎日今日の献立は何にするか、と選ぶから大変なのではないかと。

 

ともすれば、食事を作ることに改めて目的を考えてみてはどうだろうか。「時間になったら晩御飯を食べるために作る」という広く漠然とした目的ではなく、「家族の健康を食事から守る」とか「家族に美味しいと思ってもらうために食事を作る」とか。

 

そうすると、漠然とした全世界の全メニューから選ばないといけなかった献立が絞られて、奥さまは献立選びの心労から解放されるのではないかと。

 

目的に則してブレなければ迷うことはない。選定基準から献立を立てられるようになれば困ることはなくなるかもしれないし、目的を設定することで選択肢を狭める事ができ、「あなた、○○と××だったらどっちがいい?」などと聞けるようにもなれば、献立の件で目の前の旦那にもイライラしなくなるのではないだろうか。

 

第22回「Let's サイコパス!」(2016/10/3)

サイコパス」…精神病質とは、反社会的人格の一種を意味する理学用語であり、主に異常心理学や生物学的精神医学などの分野で使われている。その精神病質者をサイコパスと呼ぶ。(wikipediaより)

 

サイコパス」と聞くと冷酷非情な凶悪連続殺人犯やテロリストのように、誰もが恐ろしいイメージを思い浮かべると思う。しかし、暴力的であるかどうかは研究によると関係ないらしい。

 

つまり、「暴力的なサイコパス」と「暴力的でないサイコパス」がいると言うこと。これはきっちりと線引きされているわけでなく、それぞれ程度の問題だそうな。

 

では、サイコパスとは何なのか?ある研究者によると、「サイコパス性とは、感情的葛藤や人間関係のしがらみに迷うことなく、目的に対して純粋に正しい行動を取れる性質のこと」だそうな。つまり、「感情が意思決定の邪魔にならない性質」のことだと。

 

ほぼ、自分が読んでいた「確立思考の戦略論(著:森岡毅)」の本の内容なんだけどね。でも、あー確かにと思う部分が多い。

 

例えば、明確な目的があっても他からの介入でその目的が達成できなかったり、目的が明確になっていないが為に「今疲れてるし」とか「ほかの事したいから」と後回しになってしまったり。自分自身としては、本来やるべきこと意外に手をつけてしまうといつの間にか時間が過ぎてしまい、本分が終わらないままと言うことが多い。

 

しっかりと目的を定めて、その目的に対して一直線に実行できるようになりたいものである。

 

第21回「多様性があるから面白い」(2016/10/1)

 

世の中にはいろんな人がいるから面白いんだなーっと思った。

 

昨日会社でずーーーっと勉強していた。日本経済はなぜ2%の物価上昇を目指しているのか?USJの経営をV字回復させたマーケター・森岡毅さんの「確立思考の戦略論」という本を読んだり、ロープレのビデオを見たり。

 

自分の性格上ちゃんと理解した上でないと行動しづらいところあるので、こういった情報があるのは非常に助かる。そして、情報を選ぶのは「発信元の信憑性は高いのか?」と「自分の性質を理解した上で広く自分に合う情報を探す」ってところ、非常に重要だと思う。最近の情報選びに気をつけている点だ。

 

昨日勉強していて思ったことは大きく二つ。「おおもとに流れる自然法則」と「人には多様性があるから面白い」という二つ。

 

「おおもとに流れる自然法則」については、例えば水。高いところから低いところへ流れるのは自然の摂理。では、水を低いところから高いところへ流すことは不可能か?というと、不可能ではないが多大なエネルギーがかかる。例えば、そのエネルギーが無ければ水を上に流すことは出来ない。

 

「人には多様性があるから面白い」については、今世の中にいろんな人がいて、その多様性があるからこそ経済や人間関係が成り立つのだろう。例えば、「スポンジを売る」として、人が全員同じ考えを持っていたら、同じ商品かもしくは1社だけでいい世界になってしまう。多様性があるからアイデアは活かされる。

 

言えるのは、現状をしっかりと理解すること、自分をしっかり理解すること、関係する他をしっかり理解すること。その上で、達成したい目的に近づくための考え方を知ること。これが組み立てられて目的は達成される。英文に例えると、単語の意味を知り(理解)、文法で組み立てないと(考え方)、文章が出来ず相手に想いを伝えられない(目的)、みたいな。

 

あ、ちなみにだけど。因果関係は知らないけど、物事の共通点を考えるのはアスペルガーの特徴らしいっすよ(笑)

 

第20回「無知とは怖いものですね」(2016/9/30)

 

アスペルガーについても色々書きたいけど、今日は昨日あった出来事について。

 

訳あって車を一旦手放すことになって先日、某大きなモーターに行ってきた。特に不満もなかったので、そのまま買取りの書類にサイン。引き取り日を決定。

 

その話を同僚が聞いたらしく、引き取り日当日の朝に「僕に譲ってくれ」とのこと。急な予定の変更で戸惑うが(アスペルガーの特徴)、車屋に電話をする。

 

こうこうこうでキャンセルしたいのですが、と相談すると「いや、契約書も交わしているのでキャンセルできません」との回答。そりゃそーやなー。

 

譲ってほしいって言ってた人が色々と調べたらしく、「JADRI(日本自動車流通研究所)」というところに行き着き問い合わせをしたそう。そこの回答では、「まだ車を引き渡していない状態でキャンセルできないわけはないし賠償金も発生しない」とのこと。

 

改めて車屋の担当に電話し「色々話しましたけどすべて踏まえて、今の状態でキャンセルできるんですか?出来ないんですか?」と聞くと「出来ます」との回答。さっきと違いますね。

 

当日キャンセルも非常識なのは重々承知だけども、自分も同僚への譲渡を断るに断れない状況だったのでなんともね。そこは申し訳ないが、本来できることを知らずそのまましていたら…と思うと怖いなぁと良い社会勉強になりました。

 

それと印象的だったのは担当の方の言葉。「契約がキャンセルになるほど営業として悲しいことは無いですね」。さぁ、この言葉についてどう思うだろうか。

 

当たり前の言葉ではあるだろうね。自分の成績、会社の成績、上司への顔、まぁ色々取り巻いてるんやろう。考え方は人それぞれなのは承知の上で自分が感じたことを言うと、あまりに自分本意な営業スタイルやなー、と思ったということ。

 

自分や会社にとって不利益となる情報を言わずに隠していたこと、車を譲らないことで起こる(僕の)会社内での雰囲気を全く想像もしていない様子。目先の契約にとらわれた営業の姿を見た気がしました。自分自身はそうなりたくないし、気を付けていきたいと思いました。

 

その時々でどういう行動をするかと言う選択の連続。

 

 

 

第19回「変わり者の正体」(2016/9/29)

 

自分としてはそんなに気にしてない話だと思うから、あえてサラッと言うけど先日診断された障害。あれは「自閉症スペクトラムアスペルガー症候群)」ってやつです。

 

自閉症にも色々あって、本当にざっくり言うと「コミュニケーションの障害」と「知能の障害」がある。自閉傾向のある障害を今はすべて「自閉症スペクトラム」と言っているんだけど、その中でもアスペルガーは「知能障害は無いけどコミュニケーションの問題がある」って感じ。

 

先生に他の人に説明する場合何て言えばいいですか?って聞いたところ、「1.空気が読めない、2.ニュアンスが分からない、3.こだわりが強い」と伝えなさいと言われた。実際はどうなのかと言うと、まさにこの通りだと思う。

 

なんでこれ書こうと思ったかというとついさっき「普通そんなこと聞かないですよ!」と言われた。日常茶飯事ではあるが内容が自分の中ではすごく重要で。たぶん、一般的に普通に常識だったら聞かないことを聞いたんだろうね。本人は分からないから聞いただけなんやけど。

 

考えてみたら昔っから「常識とか普通ってなに?」とか「常識ってどうやったら身に付くんだろう?」って思ってたなと。探してもどこにも載ってないんよね、そりゃーね常識だから。

 

最近よくわかるわーって思ったツイートがあってイイネしたけど、この一文。「普通の人が自然にやってることをいかに手動で再現できるかという勝負」。まさにこれ。この方はADHDらしいけど、すごく自分にも当てはまるなーと思った言葉でした。

 

つまりは、生きづらい!!(笑)

 

第18回「自由・不自由」(2016/9/28)

 

三日前から腰が痛い。

 

今朝新聞を見ていて、いろいろと目を引く見出しがあったが、その中でも一番目を引いたものがあった。それは「パンツ写真 厳重注意にエスカレート」という見出し。

 

内容としてはとある裁判官がtwitterに自身のパンツ姿を定期的に投稿しているらしい。一度注意を受け「二度としない」と謝罪したが、その後の裁判所の対応に不満を感じ今も継続している、と言った内容。

 

裁判官は憲法で身分を保障されており、処分は裁判をしないといけないらしく、厳重注意でとどめられているらしい。普通の企業じゃそれがバレた時点で厳重注意どころですまないだろうし、会社にもいづらいだろうし、そもそも普通はしないだろうし・・・ふてぇ野郎だ!

 

同業の裁判官からは「辞職してほしい」と言う人も多いが、中には「表現の自由だから」という意見もあるらしい。表現の自由ってなんだろう?自由ってなんだろう?w

 

一応簡単に調べたら、表現の自由憲法に守られていて、情報発信をする場合は情報の受け手がいる。その人に情報を届ける際に誰かに介入を受けない、情報を改変・歪曲させる権利は無いです、といった感じだった。ま、結局は発信者がどういう情報を発信するかは発信者の責任、と。

 

同じように昨日話題になっていた鹿児島のうなぎ少女。個人的には、人の下着姿は見たくないからパンツのツイートは理解しがたいが、何かしらこう「当たり前・普通」からはみ出たものは、粛清されるような風潮があるんやろうなー。誰がしてるんかしらんけどね。